一般社団法人 日本顔相学会

Face Reading association japan
2020.03/24

【政治編 安倍晋三】
(第1次・2次・3次・4次で変容した顔) の考察。

人間の顔は加齢とともに変化するだけでなく、置かれた環境(生活環境や人間環境)、
そしてなによりも、その人の思考で変わるものである。

人の顔に相があるように、脳にも相というものがある。

その人が体験したことや考えたことがすべて脳に刻まれ、その人の脳相ができていく。

この脳相が顔にあらわれたものが顔相である。

つまり、顔の特徴をひも解くことで、性格や思考を推察することができるのである。

今回は安倍晋三首相の顔相を4つの節目で考察してみる。

第一次安倍内閣  2006年~2007年9月
第二次安倍内閣  2012年~2014年12月
第三次安倍内閣  2014年~2017年11月
第四次安倍内閣  2017年~

まず、安倍首相の顔は面長の輪郭である。

輪郭は大きく変化することはなく、いわばその人の基本的な性質を読み取ることができる。

面長の顔の人は頭の回転が良く、相手の気持ちを読み取る能力に長けている。

その分、気を遣いすぎて人間関係にストレスを溜めやすい傾向があり、顔相学的には体力がない相である。

難病とされる潰瘍性大腸炎はストレスによって悪化するといわれている。

第一次安倍内閣の任期中に、持病の潰瘍性大腸炎が悪化し、
安倍内閣がわずか一年で解散したことは誰もが知っている。

安倍首相が一国の長としての責務や激務でストレスを溜め、体調を崩したことは容易に想像できる。

また、気になる顔の特徴は幾つかあるが、一番はじめに注目したいのは目である。

「目は心の窓」というが、顔相学において目は極めて重要な部位であり、
顔相診断の60%以上は目による診断である。

安倍首相の目は瞼の肉付きがいい出眼である。

この目の人は生活意欲が旺盛で、記憶力がいい。

また、自惚れが強く、大胆で、大事業をやり遂げる力に恵まれている。

安倍首相の祖父である岸信介氏もやはり安倍首相と同じで上瞼が発達していた。

この相は男性には悪くない相であるが、欠点は、議論好きで、
くだらないことで他人と揉めることを好むことである。

余談だが、この目の人は、例外なく「英雄色を好む」タイプである。

次に、気になる特徴は鼻である。

安倍首相は長くしっかりとした鼻筋の凸型の鼻である。

この鼻は自我が強く、人との和合に欠けるところがある。

また、横から見てみると、段がついており、気難しい性格でお天気屋でもある。

段鼻の人は、自分にしか通用しない正義を振りかざして、
それに異論を唱えると相手にかみつくという傾向がある。

昨今の党首討論や国会討論を見ているとうなずける結果である。

そして、鼻の下にある溝の人中も特徴的である。

安倍首相の人中は長くはっきりとしている。

人中が長い、つまり鼻の下が長いのは、「長寿の相」といわれ、
長生きするうえに財福にも恵まれる吉相である。

御父上の安倍晋太郎氏は若くして病に倒れて早死にをしたが、
安倍首相は持病を持ちながらも長生きをしそうな相である。

憲政史上、最長の在籍日数を記録し続けている安倍首相だが、在任中の顔は大きく変化している。

その期間の長さ、経年による顔の変化だけでなく、
立場(生活環境や人間環境)によって変化していることがわかる。

服用していると思われる薬の副作用からか、むくみとたるみが目立つ。

法令線が深く刻まれて、むくんだ両頬には目立つ窪みが現れている。

これは、目下から損害を受けたり、いつまでも仕事を負けせられる人材に恵まれないことを表している。

安倍首相は任命した大臣に様々な不祥事が生じたり、妻の問題でよく世間からバッシングを受けている。

大きな意味で言えば、妻も目下ととらえることができるので、
頬の窪みは、このような現象を表しているといえる。

森友事件で世間を騒がせた2016年当時から顔には頬の窪みが目立ち始めている。

そして、現在の頬には、よりはっきりと窪みが現れている。

昨年9月に発足した、第四次改造内閣も不祥事ですぐに二人の大臣が辞任して、
任命責任を問われる状況となっている。

昨日、国会に登壇した安倍晋三氏の顔を改めて観察した。
ふと、在りし日に我が師が残した彼の印象を語った言葉が私の脳裏をかすめた。
“国を背負える面だ、(中略)しかし、引き時(辞め時)が問題だ。
”森友事件に新事実、近畿財務局職員の遺書が公開された。
真相に迫る野党議員に対し答弁するその姿を見ると気色、画相に青射す影がみられる。

憲政史上最長の在任日数を続ける総理大臣の動静を引き続き観相の視点から続けたい。


今日の一句

孟子曰、仁之勝不仁也、猶水勝火。今之爲仁者、猶以一杯水救一車薪之火也。不熄則謂之水不勝火。
此又與於不仁之甚者也。亦終必亡而巳矣。(告子上十八章)

2020/3/24 (小相元筆)

追伸:鬼籍に入った我が師より生前に授かったニックネームで筆を執る


※本文の内容は、顔相学的な見地から導き出した学術的な考察です。

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